茶匠 丸玉園(まるたまえん)

知っておきたいお茶雑学。一番茶と二番茶の違いって何?

知っておきたいお茶雑学。一番茶と二番茶の違いって何?

お茶には様々な種類が存在します

緑茶の茶葉は、広大な茶畑で栽培されています。
その品種は豊富で、日本国内だけでもなんと100種を超えているそうです!
その土地の気候に合わせて品種改良を行なっているので、品種によってお茶の味わいが全く異なります。

さらに、品種の違いだけでないのがお茶のすごいところ。
実は緑茶・紅茶・烏龍茶・プーアール茶は同じお茶の葉から作られているんです。
一つのお茶の葉から色んなお茶が楽しめるなんて面白いですよね!

そんな変幻自在なお茶について、今回は「一番茶」と「二番茶」の違いをご紹介します。

一番茶とは?

一番茶とは?

茶葉は前年の秋から時間をかけて成長し、暖かくなってくる3月には芽が出始めます。
そこから約1ヶ月かけて徐々に芽が伸び、葉の枚数も増えていきます。
そして4月下旬から5月上旬になると、その年の一番目のお茶が摘みとられます。
これが「一番茶」と呼ばれています。新茶として流通することも多いのがこの一番茶です。

一番茶は一年間で最も品質のよいお茶とされていて、苦みの少ない新鮮な香りとさわやかさのある味わいが特徴です。
旨味を感じる成分「テアニン」は低い温度でも溶け出すため、冷茶として飲んでもおいしいんですよ。
またテアニンにはリラックス効果があると言われているので、一息落ち着きたい時におすすめです。

二番茶とは?

二番茶とは?

一番茶を摘んでから約45日後、お茶の木からまた次の芽が伸びてきます。
2度目として摘まれる茶葉が「二番茶」と呼ばれます。

二番茶は一番茶よりもカフェインやカテキンが多く含まれているため、苦みの強いお茶を味わうことができます。
日照時間が長い静岡県掛川市で栽培される茶葉には、このカテキンが他の茶葉に比べ多く含まれています。
カテキンはコレステロールの抑制を期待できる嬉しい成分なので、注目してみてはいかがでしょうか?

この記事を読んだ方におすすめの商品