茶匠 丸玉園(まるたまえん)

むくみの原因とお茶の効果

むくみの原因とお茶の効果

むくみの原因

塩分のとりすぎ、お酒の飲みすぎ、デスクワークで長時間同じ体勢でいるなど、むくみの原因はさまざまです。
まずは気になるむくみの原因を大きくわけて解説します。そして緑茶に含まれる成分の働きを知って、むくみ改善の意識をしてみましょう!

なんで緑茶がむくみにいいの?

なんで緑茶がむくみにいいの?

緑茶にはカリウム(ミネラルの一種)が含まれています。これはナトリウム(主に食塩から摂取される)を身体から排出する働きを持っています。また、緑茶に含まれるカリウムとカフェインには利尿作用があり、不必要なナトリウムを水分と一緒に尿として排出します。そのため、緑茶を飲むことで取りすぎた塩分を体内から追い出し、塩分濃度を調整することができるんです。

さらに緑茶に含まれるカテキンには抗酸化作用があり、血管の老化を防ぐ効果があります。
血流が良くなり、むくみ改善に役立つというわけです。
特に塩分の取りすぎに心当たりがある方は、緑茶を飲む習慣を取り入れてみてくださいね。

[ 番外編 ]カリウムの取り過ぎは体に悪い?

カリウムは多くの食品に含まれていますが、腎機能が正常で、カリウムのサプリなどを使用していない場合には、過剰摂取になる危険性は低いと思われます。そのため、日本人の食事摂取基準(2015年)において摂取する上限量は決められていません。

しかし、腎臓の機能が低下している場合には注意が必要です。カリウムはほとんどが尿として排出されますが、腎機能が低下するとうまく排出されなくなり、高カリウム血症になります。
高カリウム血症は、機能が衰えていく高齢者に多く、身体のしびれや心電図異常などの症状があらわれます。

1日に飲んで良いお茶の量ってあるの

[ 番外編 ]1日に飲んで良いお茶の量は?

日本人の食事摂取基準(2015年版)では、カリウムの適正と考えられる「目安量」と、高血圧一次予防のための「目標量」が設定されています。

カリウムの目安量

18歳以上の男性:1日2,500mg
18歳以上の女性:1日2,000mg

カリウムの目標量

18歳以上の男性:1日3,000mg
18歳以上の女性:1日2,600mg

煎茶100gあたりのカリウム含有量は27mgだといわれており、コップ1杯(200ml)の場合54mg程度です。
腎機能に問題なければ1日にお茶を何杯飲むかといったことは、特に気にかける必要はなさそうです。ただし何事もほどほどに、常識の範囲内で飲むようにしましょう!

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